「星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚」書籍情報
対象
中学生
出版社
小峰書店
著者名
小前亮
著者情報
1976年、島根県生まれ。日本の歴史学者、小説家。島根県立松江南高等学校卒業。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。
2005年、『李世民』でデビュー。歴史小説を中心に、児童ものやノンフィクション、ミステリーも手がける。
ブログ http://komaeryo.seesaa.net/ 紹介ページ『らいとすたっふ』 http://www.wrightstaff.co.jp/
翻訳者
ー
絵
ー
本体価格(税別)
1600円
ページ数
296ページ
ISBN10
4338081627
ISBN13
9784338081627
「星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚」あらすじ
行方知れずの父を探すため、少年は伊能隊と共に旅をする。没後200年を迎えた伊能忠敬の足跡を少年の視点で描く歴史読み物。伊能忠敬の生い立ちや、時代背景、当時の風俗、測量技術の進化など、解説ページも充実。
登場する平次という架空の少年が伊能忠敬の全国測量の旅に随行し、失踪した父を探すというストーリーとなっています。10~20ページごとに当時の生活や、測量に関すること、起こった事件などの解説ページが数ページ挿絵とともについており、伊能忠敬を取り巻く環境が良くわかります。目次は以下のようになっており、解説が多いので読みやすくなっています。
- 1章 天文
- 解説1 地球はいつから丸かった?
- 解説2 忠敬はどんな子だったのか
- 解説3 佐原の発展と繁栄
- 解説4 江戸時代の時刻
- 解説5 天動説と地動説
- 2章 測量
- 解説6 忠敬と天明大飢饉
- 解説7 江戸の町人文化
- 解説8 蘭学の発展と解体新書
- 解説9 江戸時代の蝦夷地
- 3章 蝦夷地
- 解説10 意外に病弱だった忠敬
- 解説11 間宮林蔵の北方探検
- 解説12 本格的な測量事業へ
- 解説13 大黒屋光太夫の冒険
- 解説14 忠敬のつくった地図
- 4章 地図
- 解説15 シーボルト事件
- 解説16 経度を測れ!
- 解説17 忠敬の測量はどこがすぐれていたのか
「星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚」読書感想文の書き方指針
中学校の社会で習う、日本を測量した伊能忠敬がどのような苦難を乗り越えて測量を行ったかが良くわかり、国語というよりかは、社会や理科の内容も記載されているので、国語としてだけでなく広く勉強したい人にはおすすめの書籍です。解説が多く、読書感想文としてまとめるには色々な題材があり、また理科などの内容もあるので、かきやすいと思います。以下のようなポイントでまとめてみてください。
- タイトルの「伝説の怪魚」とは何を表しているのか
- 平次を連れていくことになった際の忠敬は自身の生い立ちと比べてどのようなことを思い、連れていくことを決断したのか
- 忠敬のような信念を貫いた生き方について、自分の考えを述べる
「第65回 青少年読書感想文全国コンクール(2019年/令和元年) 課題図書」にも選ばれていますので安心して読書感想を書く対象として設定できます。
「星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚」読書感想文 参考例文・サンプル
まだ発表されたものはありません。