2018-11

小学校高学年(5・6年生)

ぐるぐるの図書室

あらすじ:舞台は、十々年(ととね)小学校の図書室。なにかの原因で、もやもやっとした気持ちを抱えている小学5年生たちが、彼らにだけ見える貼り紙に誘われて図書室に入ってみると、不思議な司書から、不思議な本と出会うきっかけを渡され、それぞれのラビリンスに迷い込んでしまう――。5話からなるオムニバス形式。
高校生

いのちは贈りもの:ホロコーストを生きのびて(原題:UNE PETITE FILLE PRIVILÉGIÉE)

あらすじ:筆者であるフランシーン・クリストフが6歳だった1939年から12歳になる1945年までフランス在住のユダヤ人というだけで、母とともにナチスドイツに連行され収容所に収監されてしまいます。父は軍人で戦争捕虜となり離れ離れの生活ではありましたが、戦争捕虜の家族はジュネーブ条約に守られていたため、拷問などを受けず、他のユダヤ人とは少しだけではあるがマシな生活が送れました。筆者が収監されてから解放されるまでの6年間、離れた父を思い解放されることだけを祈って母と共に過ごした戦争体験を綴った作品です。ユダヤ人ーナチスドイツ、と聞くと重苦しい作品で読むことすら憚られるものですが、明るく希望を持った作者の気持ちが文章に表れており、確かに残酷なシーンもあるものの読みやすい作品といえるかと思います。
小学校低学年(1・2年生)

くまくんとうさぎくん くもようび

あらすじ:のんびりやのくまくんとげんきなうさぎくん。ふたりはなかよし。くまくんがいつも嫌なことが起こるという「もくようび(くまくんは、くもようびと呼んでいる)」のお話。病気で学校を休んでいるくまくんに、うさぎくんがお見舞いをするお話。くまくんとうさぎくんが、お互いのことを思いやって、それぞれになり替わってみるというお話。それぞれ二人が見てよかったもの、きれいだったものをお互いに紹介したいと思いあうお話の4つのストーリーから構成されています。
中学生

笑う化石の謎

あらすじ:1860年代、イギリス。ケンブリッジ郊外のグランチェスター村で暮らすビルは、13歳。それなりの良い暮らしができていたビルですが、あることからお父さんが失職してしまいます。この村の地下深くに、新たな肥料「コプロライト」が眠っていることがわかり、村は活気づきます。失職したお父さんのためにもビルは「コプロライト」の採掘夫として働きに出ます。それは同時に思いもかけぬできごとを引き起こし・・・。化石発掘にすべてをかける、少年たちのスリルあふれる冒険物語です。
小学校高学年(5・6年生)

ビブリオバトルへ、ようこそ!

あらすじ:柚希は、憧れの幸哉くんと同じ図書委員になった。幸哉くんに注目されようと図書委員会のイベント「ビブリオバトル」に挑戦。上から目線の佑、理系女子の歌音、読書嫌いの陽人たちも参戦し、バトルを開始!勝つことしか考えなかった柚希が、物語以外にも、色々な本があることを知っていくうちに…。憧れの先輩を追って本を読み始めた主人公が、ビブリオバトルを通じてたくさんの本に出会い、図書館と本が大好きになっていく物語。
高校生

ハトはなぜ首を振って歩くのか

あらすじ:筆者の藤田祐樹さんは東大大学院の農学生命科学研究科の非常勤研究員を経て、沖縄県立博物館・美術館で学芸員として主に洞窟遺跡の発掘をしていました。人類学に進み、ヒトの歩行について研究するところ、うっかりハトの歩行に興味を持ってしまい、研究します。そもそもタイトルの鳩はなぜ首を振って歩くのか?という点について筆者が語る前に、動物が動くということはどういうことなのか、ヒトと鳥の二足歩行の違いや、いろいろな鳥の歩き方について分析しています。
高校生

車いす犬ラッキー:捨てられた命と生きる

あらすじ:ラッキーは鹿児島の離島である徳之島で島田さんと暮らしている後ろ足が不自由で車いすを取り付けている飼い犬です。 犬を飼うような性格でなかった島田さんがどうして、ハンディキャップを持った車いす犬ラッキーを飼うことになったのか、筆者が普段のラッキーや飼い主の島田夫妻、家族の様子、接し方を通して終生飼養の大切さを伝えます。
小学校高学年(5・6年生)

珍獣ドクターのドタバタ診察日記 動物の命に「まった」なし!

あらすじ:田園調布動物病院の院長である田向健一先生の所には、様々な動物が運び込まれてきます。病気やケガの動物を治すだけでなく、ひもを飲み込んだ犬や水槽の温度計を食べてしまったカエルなど色々・・・。そんな田向先生が子供の時にどんな生き物を飼い、どんなことを考え獣医を目指すまでになったのか、また、動物と触れ合ってきたことから学んだ大切なことを普段私たちの生活からは知りえない動物病院での出来事を交えながら教えてくれます。
高校生

わたしがいどんだ戦い1939年(THE WAR THAT SAVED MY LIFE)

あらすじ:1939年。第二次世界大戦中のロンドンに住んでいたエイダは、生まれつき右足が不自由で、幼い頃から閉じ込めや暴力を母親から振るわれトラウマをもっていました。ドイツが各国を攻めだした頃、戦火を逃れるため、学童集団疎開でエイダは田舎のケント州に移り住み、母親の虐待から逃れることができました。少しずつ生活は好転していきますが、それに反して戦火が近づき、死と隣り合わせの生活をエイダは送ることになります。その生活の中でエイダが掴んだものが、エイダの人生を変えていきます。