かぐやのかご

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かぐやのかご 小学校中学年(3・4年生)
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「かぐやのかご」書籍情報

対象

小学校中学年(3・4年生)

出版社

佼成出版社

著者名

塩野米松

著者情報

1947年生まれ。秋田県出身の作家。東京理科大学理学部応用化学科卒業。 伝統を受け継ぐ職人等の取材などを題材に作家活動を行う。4度芥川賞候補となっている 。絵本も手掛け、『なつのいけ』で日本絵本大賞を受賞。

翻訳者

はまのゆか

絵作家情報

1979年生まれ。大阪府泉佐野市出身の絵本作家、イラストレーター。京都精華大学・マンガ専攻卒業。

(HP: http://www.hamanoyuka.net/)(Twitter: https://twitter.com/hamanoyuka?lang=ja

本体価格(税別)

1300円

ページ数

94ページ

ISBN10

4333026806

ISBN13

9784333026807

「かぐやのかご」あらすじ

-わたしじゃないよ。わーん、わーん。学校からの帰り道、大きな声でないていた清香に、竹のたばをかかえたおばあちゃんが、話しかけてきました。「じょうちゃん、わるいども、ちょっとこれもってけれ」竹のたばをおしつけられ、清香のなみだは思わず止まりました。おばあちゃんは、ザル作りの名人だったのです。まほうのような手さばきで、やわらかく形を変えていく竹を見るうちに、清香の心はしだいに安らいでゆき…。小学3年生から。

学校の男の子たちが、清香をからかい、その悔しさを我慢して山で泣いていたところ、ザル作りの名人であるおばあちゃんに出会います。おばあちゃんと接することで、からかわれた原因を違った形で良いように考えることができるようになるというお話です。

「かぐやのかご」読書感想文の書き方指針

悩んでいた主人公の清香が、おばあちゃんの竹でかごを編む技術をみているうちに、心が落ち着き、またおばあちゃんのたとえ話によって、悩んでいたこと自体が後悔することではなく、人のためになったんだと気づかされるというお話です。難しい内容ではありませんが、おばあちゃんの方言が少しわかりにくいところがあるかもしれません。

  • どうして清香はからかわれることになったのか
  • 清香がおばあちゃんと出会ったときと、別れるときとでどのような気持ちの変化があったのか
  • 清香が悩んでいたようなことが自分にもなかったか。あったのなら、その時どうしたか。

このようなポイントでまとめていってはどうでしょうか。

「第60回 青少年読書感想文全国コンクール(2014年/平成26年) 課題図書」にも選ばれていますので安心して読書感想を書く対象として設定できます。

「かぐやのかご」読書感想文 参考例・サンプル