森のおくから:むかし、カナダであったほんとうのはなし

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森のおくから 小学校中学年(3・4年生)
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「森のおくから:むかし、カナダであったほんとうのはなし」書籍情報

対象

小学校中学年(3・4年生)

出版社

ゴブリン書房

著者名

レベッカ・ボンド

翻訳者

もりうちすみこ

本体価格(税別)

1,400円

ページ数

38ページ

ISBN10

9784902257342

ISBN13

978-4-902257-34-2

「森のおくから:むかし、カナダであったほんとうのはなし」あらすじ

いまから100年ほど前の1914年、カナダのオンタリオ州ゴーガンダで本当にあったお話です。

(ゴーガンダは上記のようなところです。マップを縮小してどれだけ自然豊かなところか見てください)

5歳のアントニオは、お母さんが深い森に囲まれた湖の近くにあるホテルを運営していて、そこに住んでいました。まわりには子どもがいないので、ホテルに訪れる働く人々がお友達です。猟をする人など、何か月も森の中で仕事をする人たちが泊まりに来て、いろんな言葉、英語、フランス語、インディアン語を話し、そんな人たちとのふれあいがアントニオは好きでした。

ホテルの周りは深い森に囲まれていて、様々な動物が住んでいますが動物たちは姿をあらわさずに、森の奥に隠れています。ある夏のこと、森から煙が出ているのが見えました。山火事です。四方八方が炎に囲まれてしまったホテルの人たちは、湖に逃げ込みます。

そんな中、思いもかけない光景をアントニオは目にし、驚きます。

山火事は消え、それから10年たってもその時の光景をアントニオは忘れることができませんでした。

「森のおくから:むかし、カナダであったほんとうのはなし」読書感想文の書き方指針

ページ数が38ページと少なく、読みやすい内容となっています。ただ、読書感想文を書く原稿用紙などにそれなりの枚数を書かなければならない場合、話を広げなければならないため、大変かもしれません。内容としては、わかりやすく感想文自体は書きやすいと思います。

  • アントニオの日々の生活について
  • アントニオにとって森とはどういう所なのか
  • 山火事が起こって、湖に避難した後に目にした光景についてどう感じたのか

主だったポイントは、「山火事が起きてから湖で目にした光景」をどう感じたのか、なので繰り返しになりますが、それを書いてしまうとページ数も少なく、それだけで感想文として書く要素が少なくなってしまいます。課題として与えられている文章量がどのくらいなのか見極めた上で当作品を選ばれることをお勧めします。

 

「第64回青少年読書感想文全国コンクール 課題図書」にも選ばれていますので安心して読書感想を書く対象として設定できます。