レイナが島にやってきた!

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レイナが島にやってきた 小学校中学年(3・4年生)
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「レイナが島にやってきた!」書籍情報

対象

小学校中学年(3・4年生)

出版社

理論社

著者名

長崎夏海

翻訳者

いちかわなつこ

本体価格(税別)

1,400円

ページ数

136ページ

ISBN10

9784652202333

ISBN13

978-4-652-20233-3

「レイナが島にやってきた!」あらすじ

南の島の小学校に通う優愛は、ひとりぼっちの4年生。そんなところへ、神奈川県からレイナが転校生としてやってきます。児童養護施設から里子(さとご)として南の島の林家にやってくることをみんなに告げるレイナは、好奇心旺盛で、南の島での生活にワクワク。

ただ、人となれ合うことをしないレイナは他の人たちからは少し変わって見え、そんな中でも優愛はレイナと友達になろうと一生懸命。レイナは子供ながらに「ケイヤクハキ(里子の契約破棄)」のことを気にしながら家族との繋がりを大切に思う、少し大人な内容の作品です。

「レイナが島にやってきた!」読書感想文の書き方指針

低学年対象とは打って変わり、非常に内容が大人な作品です。中学年を対象にしていますが、内容は高学年向けと言えます。里子(さとご)という概念や、レイナが児童養護施設から来たという複雑な家庭環境を理解する必要があるため、読むお子様に対しては親からの手ほどきが必要になると思われます。

  • レイナがまわりとあまり深くかかわらないようになっている点
  • 優愛のレイナへの接し方、優しさ
  • レイナが里親へ気を遣って生活している部分
  • 優愛のレイナへの考え方の移り変わり

上記のようなポイントを押さえて感想文を書けばうまくまとまると思います。

「第64回青少年読書感想文全国コンクール 課題図書」にも選ばれていますので安心して読書感想を書く対象として設定できます。