ひみつのきもちぎんこう

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秘密の気持ち銀行 小学校低学年(1・2年生)
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「ひみつのきもちぎんこう」書籍情報

対象

小学校低学年(1・2年生)

出版社

金の星社

著者名

ふじもとみさと

翻訳者

田中六大

本体価格(税別)

1100円

ページ数

87ページ

ISBN10

4323073356

ISBN13

9784323073354

「ひみつのきもちぎんこう」あらすじ

ゆうたは、いつも学校でりくくんや、ここみちゃんたちに対して良くないことばかりしていました。あるとき、いつものように悪さをしているとジャリーンと貯金箱にお金が入るような音がしました。家に帰ってみると、「きもちぎんこう」というところから手紙が来ていて、もうすぐ通帳がいっぱいになると書いてあります。

気になって手紙に書いてあった「きもちぎんこう」にいってみると、銀行の番頭さんから、悪いことをすると黒いコインがたまっていき、あと一枚でいっぱいになり、いっぱいになると良い心がなくなってしまうといわれます。

ゆうたは、良い心がなくなってしまったら一体どうなるのだろうと心配になってきました。ゆうたはこのあと、どうしていくのでしょうか。

「ひみつのきもちぎんこう」読書感想文の書き方指針

イラストも多く、漢字にはフリガナもあり、内容も学校生活に関してのものですので、1、2年生であればすぐに読み終えることができるでしょう。ただ、文字は大きいものの87ページあるので、1年生は時間がかかるかもしれません。

悪い行いをすることで、良い心が失われてしまうということが、低学年の読者には響く作品で、人に対しての思いやりを持つことができ、読むことで普段の生活にも良い影響が出そうな、そんな内容です。

  • ゆうたは、黒いコインがたまっていくとどうなってしまうと思ったか
  • ここみちゃんは、いつもどのようなことをがんばってきたか
  • ゆうたと同じように、人に対して悪いことをしたことはないか
  • この本を読んで自分はどうしていこうと思ったか

以上のようなポイントで読書感想文をまとめてはどうか、と思います。

「第62回 青少年読書感想文全国コンクール(2016年/平成28年)」にも選ばれていますので安心して読書感想を書く対象として設定できます。