「あしたあさってしあさって」書籍情報
対象
小学校低学年
出版社
小峰書店
著者名
もりやまみやこ
翻訳者
―
絵
はた こうしろう
本体価格(税別)
1,100円
ページ数
63ページ
ISBN10
4338192291
ISBN13
978-4338192293
「あしたあさってしあさって」あらすじ
熊の子供「くまのこ」は、遠くの町で仕事をしているお父さんが久しぶりに帰ってくるので、うれしくてたまりません。
くまのこは、お母さんにいつ帰ってくるの?と質問します。お母さんは、「しあさって」と答えますが、くまのこには、「しあさって」がよくわかりません。
「しあさっては、あさってのつぎのひで、あした、あさって、しあさって」だよとお母さんから教わります。
くまのこは、それから毎日指折り数えて待っていますが、その間にうさぎやきつねと遊んでいても「ぼくの おとうさんが かえってくるよ」と何度も話してしまいます。
1日経つと、しあさってが、あさってになり、あさってが、あしたになり、あしたがきょうになる。くまのこは、お父さんを待ちながら「あしたあさってしあさって」がどういうものかわかるようになります。
「あしたあさってしあさって」読書感想文の書き方指針
遠くの町に働きに行っている「くまのこ」のお父さんを、単身赴任のお父さんに重ねて、子どもがこの作品に興味を持つということが多いようです。きつねの親子をみて、「くまのこ」は切なくなりますが、そんな気持ちを感想として書いていけばよいと思います。
「あしたあさってしあさって」という日にちの概念もこの作品を通して知ることができたという方も多く、小学校低学年のお子様にはちょうど良いと思います。ただページ数が63ページもありボリュームがありますが、絵が多くて可愛く、すぐに読める作品です。
- 「くまのこ」のようにお父さんを待っているとき、お父さんにどういうことを言ってあげたい、してあげたいですか
- 「あしたあさってしあさって」のいみはわかりましたか
- 「くまのこ」はきつねの親子をみて、どうおもったでしょうか
以上のようなポイントで感想文をまとめてはどうでしょう。
「第61回青少年読書感想文全国コンクール 課題図書」にも選ばれていますので安心して読書感想を書く対象として設定できます。