「みずとはなんじゃ?」書籍情報
対象
小学校低学年(1・2年生)
出版社
小峰書店
著者名
かこさとし(加古 里子)
著者情報
男性の日本の絵本作家、児童文学者 (1926年3月31日 – 2018年5月2日 92歳没) 。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士、技術士(化学)。本名は中島 哲(なかじま さとし)。ペンネームの「里子」は俳号。代表作は『だるまちゃん』シリーズ。
翻訳者
ー
絵
鈴木まもる (HP:鈴木まもる 鳥の巣研究所)
絵作家情報
1952年 東京生まれ。画家、絵本作家、鳥の巣研究家。東京藝術大学美術学部工芸科中退。
本体価格(税別)
1500円
ページ数
32ページ
ISBN10
4338081619
ISBN13
9784338081610
「みずとはなんじゃ?」あらすじ
あさおきて、かおをあらう水。うがいをしたり、のんだりする水。水とはどんなものなのでしょう? 生活の中で出会う水を通して水の不思議な性質を知り、自然環境に目を向けるきかっけをつくる、科学する心を育む絵本。かこさとしさんが手がけた最後の絵本。
生きていく中で欠かせない「水」。読み手のこどもにも、まず水とはどういう所で使われるのか、どういう性質があるのかなど、「どうして~なのか?」という観点で分かりやすく説明されています。
水は、液体、固体、気体にもなり、人の体の70%ほどを占めていること、人の体にとっての水の役割、動物にとっての役割、植物や地球にとっての役割と、身近なところから大きな視点でどれほど水が大切なものかというものを説いています。
「みずとはなんじゃ?」読書感想文の書き方指針
ページ数としては多くありませんので読みやすいと思います。ただ、「水蒸気(すいじょうき)」「役者(やくしゃ)」「血液(けつえき)」「リンパ液(りんぱえき)」 「零下(れいか)」という言葉が出てくるので、若干保護者からの説明が必要となるでしょう。ですので、対象年齢としては1年生というよりは、2年生を推奨します。
- 自分にとって水とはどんなものか
- 水に関して不思議だと思っていたこと
- 水がなくなったらどうなるのか
- なくなると困る水に関して、これからどうしていかないといけないか
小学校低学年で読書感想文をまとめるのはなかなか難しいですが、上記のような観点で書かせてみてはどうでしょうか。
「第48回 新潟県課題図書読書感想文コンクール 課題図書」にも選ばれていますので安心して読書感想を書く対象として設定できます。
「みずとはなんじゃ?」読書感想文 参考例文・サンプル
まだコンクールなどでは発表されていないようです。