2018-10

スポンサーリンク
小学校高学年(5・6年生)

クニマスは生きていた!

読書感想文の課題図書としては珍しい、理科(生物)に関する作品です。2010年12月、田沢湖で絶滅していたクニマスが発見されたというニュースがながれました。1940年、水力発電を行うため田沢湖にダムを作り、水力発電所を建設しました。この時、田沢湖の水量を多くして発電量をあげるため、玉川という川から水を湖に引き込みましたが、玉川毒水と呼ばれる強酸性の水が入ってしまったため、急速に湖の水質が悪化し1948年には田沢湖にしか生息しないクニマスは絶滅してしまいました。
小学校高学年(5・6年生)

ぼくとベルさん:友だちは発明王

あらすじ:テーマはハンディキャップであり、親として、一人の人間として読んでほしいイチオシの作品です。 1908年のお話。10歳の主人公エディはバデック(カナダ・ノバスコシア州)に農業をしている両親と、年の近い姉、弟と暮らしていました。ある時、電話を発明したことで知られるグラハム・ベルが町に帰ってくるとの知らせがありました。
小学校高学年(5・6年生)

こんぴら狗

あらすじ:絵は「いぬんこ」さんというNHK教育テレビ(Eテレ)の「シャキーン」のイラストを担当されている方で、可愛い挿絵です。1章~12章あり、それぞれ○年○月のお話、と章の初めに書かれており、その日にあった出来事は・・・、といったような話の展開です。ページ数は多いですが、少し字が大きめで読みやすい作品です。
スポンサーリンク
小学校高学年(5・6年生)

奮闘するたすく

あらすじ:五年三組は毎日日記の提出が課せられている。野沢佑(のざわたすく)は、祖父が認知症になり介護の「デイサービス」へ通い始めたことについて、ある日、一行だけだが日記に書いた。いつものように学校で友人の長尾一平とふざけていると、廊下で怖くて有名な女担任の早田先生に呼び止められる。
小学校中学年(3・4年生)

すごいね!みんなの通学路

世界中の子供たちの通学する風景をとらえた写真絵本です。ページ数が32ページと少なく、ほとんどが写真です。文章は写真に添えられている程度で10分もあれば読み終えられます。小学校中学年対象となっていますが、低学年対象としてもよい作品です。
小学校中学年(3・4年生)

森のおくから:むかし、カナダであったほんとうのはなし

あらすじ:いまから100年ほど前の1914年、カナダのオンタリオ州ゴーガンダで本当にあったお話です。5歳のアントニオは、お母さんが深い森に囲まれた湖の近くにあるホテルを運営していて、そこに住んでいました。まわりには子どもがいないので、ホテルに訪れる働く人々がお友達です。猟をする人など、何か月も森の中で仕事をする人たちが泊まりに来て、いろんな言葉、英語、フランス語、インディアン語を話し、そんな人たちとのふれあいがアントニオは好きでした。 ホテルの周りは深い森に囲まれていて、様々な動物が住んでいますが動物たちは姿をあらわさずに、森の奥に隠れています。ある夏のこと、森から煙が出ているのが見えました。山火事です。四方八方が炎に囲まれてしまったホテルの人たちは、湖に逃げ込みます。
小学校中学年(3・4年生)

最後のオオカミ

あらすじ:アメリカに住んでいるマイケルは肺炎で床に臥せている病気のお爺さん。孫娘のミヤは病床で退屈そうにしているマイケルにインターネットで自分の祖先について調べてみてはどうかと提案します。マイケルは家計調査サイトで遠い親戚を見つけます。その親戚から、マイケルは今から300年ほど前に存在していた祖先のロビーという人物が書いた遺言書を渡されます。 遺言書には「私は最後のオオカミがいたおかげで人生を生きていけている」と記されていました。ここからロビーのお話になります。1700年代、場所は変わってスコットランド。ちょうどこの時スコットランド独立運動がおこり、イギリスとスコットランドは激しく戦争をしている時期でした。
小学校中学年(3・4年生)

レイナが島にやってきた!

南の島の小学校に通う優愛は、ひとりぼっちの4年生。そんなところへ、神奈川県からレイナが転校生としてやってきます。児童養護施設から里子(さとご)として南の島の林家にやってくることをみんなに告げるレイナは、好奇心旺盛で、南の島での生活にワクワク。
小学校低学年(1・2年生)

がっこうだってどきどきしてる

生まれたばかりの「学校」自体が擬人化されて主人公となっています。用務員の「ようむいんくん」から学校というものがどういう所なのか、「学校」は教えられます。学校視点で、はじめて子供たちを受け入れる日や、学校を嫌がる子に対して「学校」は、ひどく頭を悩ませ時には学校のベルを鳴らしたりして子供たちをびっくりさせたりします。
小学校低学年(1・2年生)

なずずこのっぺ?

昆虫の世界のお話で、様々な昆虫が登場しますが、会話は全く意味をなさない言葉で記載されています。タイトルの「なずずこのっぺ?」もその一つ。どこにも書かれていませんが、おそらく「これってなんだろう?」という意味でしょう。作中での会話は、描かれている昆虫のしぐさや、会話の音感等から推測するしかありません。
スポンサーリンク