クニマスは生きていた!

スポンサーリンク
クニマスは生きていた 小学校高学年(5・6年生)
スポンサーリンク

「クニマスは生きていた!」書籍情報

対象

小学校高学年(5・6年生)

出版社

汐文社

著者名

池田まき子

翻訳者

本体価格(税別)

1,500円

ページ数

164ページ

ISBN10

4811324234

ISBN13

978-4811324234

「クニマスは生きていた!」あらすじ

読書感想文の課題図書としては珍しい、理科(生物)に関する作品です。写真がたくさん掲載されていて、楽しく読み進めることができます。

2010年12月、田沢湖で絶滅していたクニマスが発見されたというニュースがながれました。

上の場所が秋田県の田沢湖になります。田沢湖から500キロも離れた西湖でクニマスが生き延びていた経緯に人々は驚きました。

 

上の図が西湖です。そんな遠い山梨県の西湖で、どうしてクニマスは生き延びていたんでしょうか。

1940年、水力発電を行うため田沢湖にダムを作り、水力発電所を建設しました。この時、田沢湖の水量を多くして発電量をあげるため、玉川という川から水を湖に引き込みましたが、玉川毒水と呼ばれる強酸性の水が入ってしまったため、急速に湖の水質が悪化し1948年には田沢湖にしか生息しないクニマスは絶滅してしまいました。玉川毒水といっても工業廃水ではなく、強酸性の玉川温泉の湯が川に流れ込んだものをそう呼んでいます。

ある時、田沢湖周辺でクニマス漁を行っていた三浦久兵衛さんは、クニマス絶滅後の40年も経った1985年に自宅で、西湖と本栖湖に10万粒ずつクニマスの卵が贈られたということが書かれたハガキを見つけます。

ここから、絶滅したクニマスを探す運動が始まりました。

「クニマスは生きていた!」読書感想文の書き方指針

課題図書には小説が多く取り上げられますが、この作品は理科に関する内容で、事実に即したルポ形式になっています。理科や生物に興味を持っているお子様にはおススメです。

  • クニマスが絶滅しまった原因は何だったのか
  • クニマスのようにその土地にしかいない生き物が、絶滅しそうになっていることが周りで起こっていないか
  • クニマスを見つけ出そうとする人々の思い
  • 今後、生き物が絶滅してしまわないようにするには私たちはどう考えていけばいいか

上記のようなポイントを絞って、感想文をまとめていけばうまく書けると思います。

「第64回青少年読書感想文全国コンクール 課題図書」にも選ばれていますので安心して読書感想を書く対象として設定できます。